人気ブログランキング |

カテゴリ:Related ash cloud( 2 )

火山噴火の影響で迷走、その2  The Long way to Norway Vol.2

ただ待っているだけでは早く帰国できるチャンスを逃すだろうし、
航空会社のウエブサイトは早朝アップデートされないだろうし、
こんな事態に信用に値するものではない。
午前7時に始業するとの電話予約でOKになったとしても、
午前8時40分出発の便に乗るためには、その時点にホテルに
いたのでは間に合わない。 
結局、多少の楽をするための小細工はせずに空港に詰める
ほうがいいと判断。 早朝ホテルをチェックアウトする。
ディナーは無料でサービスしてくれたけど、ビールとワイン分を
精算する。
夜勤のフロントデスクの男が滞在理由を知ってるくせに「ホテル
ライフを楽しんだ?」って聞くから 「とても ! 」
それに他意はないとわかってるけど、See you again. て言う
ので、願掛けの意味も込めて 「 もう君の顔は見たくないね。 
明朝はね。」 と言い残して空港へ。

4月19日ザグレブ空港はオープンしてたけど、乗継のウイーン空港
閉鎖のため、フライトキャンセル。 20日も同じだった。 
運行しないなら仕方ない。  自分で飛ばすことはできないので
けっこう早くあきらめがつく。

連日午前6時ころチェックアウト。    重いスーツケースを持ち、
トラムとエアポートバスを乗り継いで空港へ。 乗継良ければ約40分。
ザグレブ⇒ウイーンの便は午前8時40分発なので7時前にはフライト
のキャンセル自体は確定。
次のオプションをTICKETING COUNTERで相談・交渉・プッシュ。

あんな事態に航空会社スタッフも確たる回答ができるはずがない、
と分かったうえで対しているので、簡単に交渉した後はおとなしく
ホテルへ。 
もともと、なるようにしかならないと覚悟してるし、その時点でベストを
つくそうと考えてるだけだから、我ながらけっこう気楽なヤツだなオレは、
と市内へのエアポートバス内で自己分析。

クロアチア観光局がWESTIN HOTELを25日泊まで用意してくれて
いたので安心して戻る場所があった。 (Dinner, Breakfast込)
宿泊・食事の心配・費用は不要。助かりました。ありがとうございました。
これが気楽でいれた一番の要因かな。

ホテルに戻るのが午前8時30分頃。 毎度の会話が「チェックアウト?
それともチェックイン?」 同じく顔なじみになった昼間のフロントデスク
の女性がわかっているくせに確認する。  

部屋で一休み、朝食終了間際の10時前にブランチ。
どんぶり程度のボウル一杯に『いくら』が出てるので、ライスを2人分
リクエストして『いくら』を一人占め。 クロアチアで『いくら丼』を思い切り
楽しめるなんて。 
延泊してる時は『いくら丼』が毎朝の『癒し』になっていた。 
毎日食べるとコレステロールの摂取過剰だな、なんて他人事のように
つぶやきながら、どうせ高々数日だからと都合良く納得。

部屋に戻り、メールチェック。 インターネットアクセス無料。 
持参してるノートPCをつなぎっ放しで、携帯の電話代はかかるけど、
仕事もできるし、ノルウェーに行く用事がなかったら、そのまま滞在して
いたかったのも本音。 都合のいい時間に部屋でバスローブに着替え
てサウナ、マッサージ、プールでゆっくりできるし。 

英気を養った後は市内のクロアチア航空のカウンターで予約端末を
見てもらい自分の予約記録の状況をチェック、プッシュ。 毎日行く
ので顔を覚えられてしまい、そのうち、何かをチェックしてくれ、と言っ
ても面倒くさがって、ダメダメ、ムリムリと相手してくれなくなった。

最悪20日の便に乗れれば・・・と考えていた。
20日発の便に乗れば21日午前8時5分着。 コペンハーゲン経由
ベルゲン行き、予定通り飛べば成田空港を11時40分なので、
折り返し乗れる。 片道12時間のフライトはぜんぜん苦にならない
けどダブルヘッダーはちょっとキツイかな。 1泊して折り返し出発
は長く仕事してると3回経験あるけど、当日折り返しは初めて。
ダブルヘッダーは、もし乗れればの話だけど、初めての経験として
楽しみ。 でもあるし、成田からスケジュールに乗るほうが便利。 
まさにこの時点では最後のチャンスという意気込みだった。

20日は一部の空港が閉鎖解除決定。
いくつかのフライトが運行再開した。 でも、予約が混んでいて
無理そう。 さらに運悪く市内カウンターで顔見知りのクロアチア
航空スタッフがTICKETING COUNTERにいて、昨日までの
市内カウンターに日参していたこと(だろうか?)を他のスタッフ
に話している。あきらかに、こちらを見る目がかわり、態度も一変。 
何を聞いてもケンモホロロ。 少しでも条件の良いフライトを求めて
航空会社カウンターに行くのは当然だろう、何を言ってるのか、
コイツらは。  『お客様』との接点で『お客様』を迷惑がったり、
敵みたいな目で見る態度は、営利企業の一員がとる態度とは
思えない。 お前は何さまだ、と言いたいような、主客逆転の態度
をとる勘違い会社員はどこの国、どの業種、どの会社にも多いですね。

結局20日の帰国便に乗れなかった。 
先にノルウェーに入っていたSTBのSさんに電話。 
彼女の話では日本チーム(6名)はもともとのスケジュール、
21日発でコペンハーゲン乗換ベルゲン行きのフライトが運行
しそうで、それでノルウェーに入る予定らしい。
それに男の成田発の往路分はキャンセル済と判明。

その状況が男の頭を即切り替えさせ、ノルウェーに直接移動すること
にした。

その3に続く。


ブログ投票 いつも清き1票ありがとうございます
↑ どこにも日本人はいますねえ。





ご興味ありましたら↓ へ
よろしくお願いします
by 1expert | 2010-05-10 19:10 | Related ash cloud

火山噴火の影響で迷走、その1  The Long way to Norway Vol.1


2010年4月22日、午前9時、フランクフルト空港の搭乗ゲート7番で
男はアナウンスを聞きながら漠然と回想していた。

それまで滞在していたクロアチアのこと、フライトキャンセルが続き
連日のザグレブ空港詣での甲斐なく日本まで帰国できず、その時点
でフランクフルトにいる顛末、またもやベルゲン空港閉鎖らしいけど、
ノルウェーに向かってこの先どうなるのか、あと数日クロアチアで待ち
帰国便に乗ってノルウェー行きはキャンセルしておけばよかったか・・・

男の予定ではクロアチアのザグレブ4月18日発(4月19日着)で
帰国便が発券されていた。

その数日前から始まった欧州各地の空港閉鎖の状況と違い、早朝
男がホテルをチェックアウトし、わずかな希をかけて詰めた19日と
20日はザグレブ空港は、ほとんどの人があきらめているのか、早朝
のためか、混乱どころか静かだった。

予定通り帰国したら2泊して4月21日成田発でノルウェーを訪問する
計画だった。
帰国して処理する予定の仕事があり、ノルウェー行きのフライトに乗る
ため、出来れば4月18日発、遅くともザグレブ4月19日発(4月20日着)
で帰国したかった。
それでも午前8時ころ成田に着いて、都内の会社で夕方まで半日強の
仕事、単純な事務処理と荷物の詰め直しは自宅で徹夜するにしても、
早朝成田空港へ行くには夕方から8時間程度しか使えない。
それでも帰国できたら助かる・・・当時はそんな思いだった。

その2に続く。




ブログ投票 いつも清き1票ありがとうございます
↑ どこにも日本人はいますねえ。





ご興味ありましたら↓ へ
よろしくお願いします
by 1expert | 2010-05-09 10:07 | Related ash cloud